8月1日は、ベナンの独立記念日です。
1960年8月1日、多くのアフリカ諸国が植民地支配からの独立を果たしました。
ベナンでもこの日は、各県庁所在地にて毎年持ち回りでセレモニーが開催されます。
昨年は独立50周年ということもあり首都ポルトノボでの開催でしたが、今年は北部のナチティングーという街で開催されます。
大統領や各国の大使が参加するこのセレモニー、オリンピック景気とまではいきませんが、開催地では道路や街灯が整備されたり公園に噴水ができたりと、街の開発が一気に進みます。
(たいてい独立記念日には間に合わず、式典終了後も工事が継続して行われていますが)
ナチティングーは私の任地ジュグーの隣町で、車で1時間程度。
式典の一週間前くらいから街はお祭りムードとのことで、ふらっと様子を見に行ってきました。
憲兵隊の施設も見本市の会場となっていました。
ベナンだけではなく、西アフリカ各国からブースが出ています。
各国の工芸品や楽器、布や食品など様々なものが売られていました。
食用として売られるウサギ
木工職人がキーホルダーや財布などの手作りグッズを販売していました。
ダメもとでオリジナルのキーホルダーを作ってもらえないか頼んでみたところ、快くOKしてくれました!
リクエストを伝え、ものの5分ほどで作ってもらったのがこちら。
アフリカ大陸キーホルダーです。
この見本市では、南部の都市アボメカラビに配属の隊員の活動先も出展し、隊員の活動成果品(石鹸やうろこアクセサリーなど)も販売していました。
アボメカラビ隊員の活動先であるアシャルコムのブースにて
今回は街の入り口で開催されている見本市だけの見学でしたが、ナチティングーの街の高揚感を肌で感じることができました。
日本にはない「独立記念日」という日、それが特別なものであるということがひしひしと伝わってきます。
おめでとう、ベナン。