blog index

夢はでっかく 根はふかく

人生、楽しんでこ!
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - | pookmark |
ベナン一人旅
フォン語の研修は本日にて終了。さーてどれくらい頭に残っているだろう笑
明日から3日間はいよいよ「現地研修旅行」です。
旅行といっても、単なる遊びとは言い難い、ビッグなイベントです。

隊員それぞれがみんな異なった場所に行き、ホテルの手配や交通手段、観光地の調査などすべて自力で行い、一人で行って無事帰ってきなさいというミッションです。
まぁこれから現地で生活するのであれば出来なければマズいことではありますが、現地での一人旅は初めてのことも多くなかなか不安もあります。
でも同時に楽しみでもあります。

そういうことでしばらくインターネットに繋げないかと思いますがまた機会を見つけて更新しますね!
ではでは、行ってきまーす♪
| tokuboshi | - | 21:51 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
attention
ここに書くべきかどうか迷ったが、起こったことは事実だし、自分への注意喚起も含め。

先日、いま滞在しているコトヌーのレストランに拳銃を持った強盗が押し入り、JICA関係者が金品を奪われる事件があった。
幸い怪我人は出なかったが、事件があったのはJICA事務所のすぐ近く。

この話を定期連絡網で聞いた時には職員さんか専門家が巻き込まれたのか思ったが、なんと被害に遭ったのは同じ協力隊の先輩達だった。
昨日たまたま先輩たちと会う機会がありその本人から話を聞いた。
拳銃を頭に突き付けられたり横腹を蹴られたりといった話はとても生々しく、そして決して他人事ではないと実感した。

事件は夜20時頃なので決して遅い時間ではないし、また事件のあった場所も高級住宅街ではあるが特に危険地域と言われているわけではない。
正直なところ、こういった事件に100%出くわさないようにするのは、24時間ずっと家の中に待機するなどといった非現実的なことをしない限り不可能だ。

しかし同時に、セルフディフェンスの意識をし直そうと思った。
派遣前訓練中にも安全対策の話は幾度となく聞いており、特に最近急増しているコトヌーでのこのような犯罪事件に対してJICAも任地変更などの対策を取っているが、まだ時として緊張感の抜けてしまうときがある。
外出するときは必要最低限の物しか持ち歩かないなど、被害を最小限に留められるよう心掛けていきたい。

これは交通安全でも同じこと。
特に、自分の任地ジュグー〜コトヌー間のバスで先輩隊員が事故に遭い、入院のため一時帰国するということも起こっている。(その事故はトラックとの正面衝突で、バス前方に座っていた乗客数名は死亡した)

安全への意識は、神経質なくらいがちょうどいいのかもしれない。



さて、今日は日曜日で特に予定も入っていないので買い出しに行こうかと思っていたら、ベナンでは日曜日はほとんどの店がお休みでした。
まだまだ甘かったー!

昨日テンション上がったこと。
夜に軽く飲みに行ったバーで流れていた音楽が、大学生の時にやったミュージカル「FAME」のテーマだった。
まさかここで聴けるとは。
Remember my name! FAME!

| tokuboshi | - | 22:26 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
奥さんたくさん
昨日のフォン語の授業でのこと。
「よく使う表現」の練習としていくつか例文があったのですが、
『お仕事は何ですか』『兄弟はいますか』『年齢はいくつですか』といったほかの言語でも必ず出てくるであろう定番表現に混ざって、

『奥さんは何人いますか』

といった文が…。
先生は何の違和感もなく次に進んでたけど、隊員一同「ちょっと待った!」と。笑
これぞ異文化のひとつですね!

さて、今日は1次隊の新隊員一同、JICA職員さんのお宅でホームパーティにお招きいただいたので行ってきました。
その職員さんはまだ新婚さんで、奥さんと一緒にベナンに来られたんですが、まぁなんと素敵なお宅だこと。
奥さんの料理もとてもおいしく、ワインも戴きながらとてもベナンとは思えない優雅な雰囲気で、幸せな時間を過ごさせていただきました。
たまにはいいよね、土曜日だし。笑

それにしても、隊員12名とても幸せな気分で帰って行ったわけですが、家に招くことでたくさんの人に幸せを与えちゃう夫婦って良いですね!!
愛の力恐るべし。


居間にちょこんと置いてあったぬいぐるみ。
なんと結婚式に備えて奥さんが自分で作ったらしい。すげぇ…

明日はコトヌー初の日曜日。
配属に備えて買い出しもぼちぼちしてこようかと思います。
| tokuboshi | - | 04:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
フォン語研修スタート
今日からフォン語という現地語の研修がスタートしました。
8時〜12時30分までの4時間半×5日間です。
5日間で体系的に学ぶのは到底無理なので、超基本的な文法と発音・あいさつ表現を中心に学びます。

ベナンの公用語はフランス語ですが、現地の人はフォン語もよく使います。
とくにマルシェ(市場)や家族同士の会話は現地語で話されることがほとんど。
言ってみれば、フランス語でも通じるけど外国人が現地語を話すともっと親しみを抱いてもらえる、といった感じです。
なのでとりあえず勉強するわけですが、なかなか有意義な勉強ができそうにありません…
もうちょっと意義を見つけられたらいいんだろうけど、そもそもフランス語もまだままならないし、何より自分の任地ジュグーではディンディ語という別の現地語があってフォン語を話す人がほとんどいない現状。
必要性がなかなか見いだせない言語の学習って、結構ハードだなと感じました。

って初日からこんなこと言ってても仕方がないので、とりあえず教養だと思って頑張ります。

さて、3週間ぶりにコトヌーに戻ってきたわけですが、町を見る目もちょっと変わってきました。
ベナンに到着した直後は周りに何があるんだかもよくわからず、目の前のものを見るのに精一杯でしたが、いまは「このレストラン美味しそう」だとか「道でこんなもの売ってるんだ」とか「ここの水の方が安い」だとか、ちょっとだけ余裕が出てきた気がします。
それにしてもコトヌーはやっぱり都会です。
だってスーパーがあるんだもん。



お菓子やシャンプーもいくつか種類がある。すげー!
日本にいる時には感じることのなかった幸せです。笑


そういえば先日実家からメールがあり、出国直前に受けたこいつの結果が届いたとのこと。



フランス語検定3級、どうにか合格してましたー!よかったー

訓練期間中に7割ノリで願書を取り寄せ、受験料5,000円にて応募しつつ直前で「なんでこんなバタバタしてる時に…」ってちょっと後悔しかけたけど、結果オーライですね^^;

ところで、日本は今年はものすごく暑いようで。
東京でも35℃を超えてるんでしたっけ?
ベナンは今の時期は雨季終盤の最も涼しい時期で、朝や夕方は25℃を切ることもあります。
ベナンより暑いってなんか面白いですね!(←他人事)
まぁそのかわりこちらも暑い時期は毎日家の外に出るのもためらうほどだそうですが…覚悟しておきます。

エ イ ザアアン ベ!(フォン語で「またね」)
| tokuboshi | - | 06:37 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
言葉を話すということ
ウィダでのフランス語研修が終わり、コトヌーに戻ってきました。
明日から8月9日まではフォン語(現地語)の研修や隊員総会・JICAベナン事務所5周年式典などでコトヌーに滞在します。
前半はドミトリー(隊員用宿泊施設)、後半はホテルに泊まります。
ドミトリーはネット環境が整っていて(噂によるとベナン最速らしい)毎日インターネットができるので非常に幸せです。笑

さて、突然ですが「話す」ということについて。
人間はなぜ「話す」のでしょう。
その理由は、自分の思っていることを相手に伝えたいから。
ある同期隊員のブログを読んでいてこのことの大切さを改めて認識しました。
(「Africa体験記」http://ameblo.jp/burkinarie
駒ヶ根訓練所で同じクラスだったりえ(ブルキナファソ)のブログ)
彼女は、自分の気持ち・感謝をしっかりと任国の人に伝えたいと思い、フランス語の勉強欲が出たといいます。

人間は言語を持っています。
言語は、コミュニケーションを取る上での重要な手段の一つです。
もちろん人間以外でも言語を持っている動物はいますが、おそらく人間の言語ほど複雑かつ多様な形態のものはないでしょう。
そして、話せる言語が一つ増えれば、その言語を話すコミュニティの人達とも意思疎通ができる。
それだけ自分の中でも新しい世界が世界が広がる。

当り前のことですが、そう考えるとフランス語を早く上達させたいなって思います。
派遣前訓練の語学授業の最終日、先生にフランス語で感謝を伝えられたのは本当によかった。

そんなこんなで、フランス語研修最終日の今日はスピーチをしてきました。
テーマは「Mon rêve(私の夢)」。
まだまだ拙いし発音ひどいし文法も間違いだらけだろうけど、自分の夢をフランス語圏の人にフランス語で語ることができたことが、なんだか嬉しかったです。
駒ヶ根訓練所でやった最終スピーチと同じ内容だったけどね。
記念に残しておきます。(後で見返したら恥ずかしそうだけど)

Bonjour medames, mesdemoiselles et moisieurs.
Je vais vous parler de mon rêve.
Mon rêve, c'est de travailler dans un organisme international.
Dans le monde, il y a des personnes qui vivent avec moins d'un dollar par jour.
Ils n'ont que le strict minimum nécesaire pour vivre.
C'est difficile, mais ces gens ne cessent de rêver au bonheur.

Des enfants étudient avec plaisir. Ils utilisent parfois les crayons et les règles, qu'ils ont reçus des pays avancés, comme le Japon, notre pays.
Ces enfants disent à peu près tous, ce qui suit;
"Merci beaucoup. Grâce à vous nous pouvons étudier."
"Je travaillerai beaucoup. Je deviendrai le medicin et je pourrai guerir la maladie de mon père."
"Moi, je veux devenir le président de la république et supprimer la guerre."
Tous ces enfants ont leur rêve et leur espoir.
Ils ont tous un sourire aux lèvres.

On dit souvent que beaucoup de japonais n'ont pas de grand rêve.
C'est l'ironie du sort, les personnes avec beaucoup de rêves et d'ambition sont peu nombreauses dans les pays avancés.
Mais moi, je veux être une exception. Je veux changer la situation absurde dans laquelle nous vivons;
Arreter l'arrogance des pays avancés et donner l'espoir aux enfants des pays en voie de développement.

Qu'est-ce que ça vous fait quand il y a des enfants qui ne peuvent pas aller à l'école?
Qu'est-ce que ça vous fait quand il y a des enfants qui perdent leurs parents à cause des conflits sanglants qui entrainent la mort ?
Est-ce qu’on ne peut vraiment rien faire?
C'est vraiment absurde.
Pourquoi c'est different, bien que nous sayons tous des habitants de cette terre?
Pourquoi les gens doivent ils souffrir alors qu'ils n'ont rien fait de mal?
Je veux changer cette situations dans le monde.
Bien sûr je reconnais que c'est difficile de créer les conditions de paix "eternelle" sur terre.
La guerre doit disparaitre sans equivoque.

Mais, je crois que nous, humains la race des hommes, pouvons changer.
Je veux faire n'importe quoi puor changer la situation dans le monde.
Ce sera ma raison d'être.
Surtout, je veux travailler pour des enfants. Je m'interesse au problèmede la sante et de l'hygiène.
Je veux avoir beaucoup d'expérience et dans l'avenir je voudrais travailler pour résoudre des conflits.
Donc je suis ici maintenant, et je poursuis mon rêve.

Merci pour votre attention.

去年の8月12日に書いた記事と同じような内容を話しました。

焦らず、のんびりと、少しずつ上達していけるように頑張ります。

最後に写真を数枚。


子供たちも夏休みに入りました。手にしてるのは通信簿。
なんとベナンでは小学校でも成績悪いと留年があります。


学校にいたヤギ。かなり太っているが、食用と疑われる。


3週間、毎朝食べ続けたパン


ウィダのホテルの部屋。別名ホテルニュートクボシ。
なんでこんな壁の色にしたんだろう笑
ちなみにベッドを覆う青い網のようなものが蚊帳です。


いわばユニットバス。トイレは便座が無いことが多く、初めは戸惑いました。
シャワーは水しか出ませんが、断水後はありがたさ倍増です。


ベナンの携帯。プリペイド式で、昨日もシンプルです。
携帯同士ならショートメールも送れます。
| tokuboshi | - | 06:25 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
日本が恋しい
先に断わっておくと、決して病んでる訳ではありません(笑)

日本を発ってからまだ1ヵ月も経っていないわけですが(まずそれに驚き)、日本にいる時にはあまり意識しなかった日本の良さをつくづくと思うことがあります。
特に食べ物に対してはかなり恋しくなります。
先日JICA職員のかたが差し入れでインスタントの味噌汁(しかも納豆汁)とふりかけをもってきてくれましたが、みんな大喜び。柿の種なんか差し入れられた日には大興奮です。
ふと、「あ、いまここに吉野家があれば…」とか妄想してしまいます。
私も出発前にわさびとかふりかけとか日本のインスタント食品をプレゼントに頂きましたが、まだ貴重品として大切にとってあります。笑

セブンイレブンがベナンに出来た夢を見たという隊員もいます。(もちろんコンビニはありません)
というか24時間営業ってすごいわ。日本人よく働く!
レストランの料理の提供時間の早さも、日本はかなり秀でているのかもしれません。

そんなかんじで、もう少ししたら落ち着いてくるとは思うのですが、いい具合に日本が懐かしくなってきてます。

繰り返しますが、病んではないです。笑


2年後帰った時に、日本に対してどれだけのギャップを感じられるのか、今から楽しみです。
いろいろ浦島太郎なんだろうな^^;
先日、1年半前からベナンにいる先輩隊員達が「いま日本では草食系って言葉が流行ってるらしいよね」という会話をしていたそうです。
インターネットで日本の状況は入手できるとしても、やはりこういった類の流行にはついていけません。

ちなみにいまはイクメンでしたっけ?(完全に受け売り)

今日のベナンはとても良い天気!
たまってた洗濯物を一気に片づけるぞー!!
| tokuboshi | - | 19:02 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
ベナンのおばちゃん達
ベナンのおばちゃ…じゃなくてマダム達は、昼間は市場や路上に店をだし、屋台で料理を作ったり果物や日用品を売ったりしています。
ベナンのマダム達は陽気でとても元気です。
ちなみに子供は8〜9人くらい平気で産んでます。
とても強そうです。
おそらくベナンの経済はこのマダム達に支えられているような気がします。

そんなベナンのマダムコレクション


理髪店で髪を結うマダムと、結われるマダム


道行くマダム3名


幼稚園にて、遊具の使い方を実演して説明するマダム


果敢にも滑り台を試みるマダム(実際滑った)


完全に自分が楽しんでるマダム


夕食でお世話になってるレストランのマダム


ランチでは常連になりつつある屋台のマダム


果物屋のマダムと息子さん(10人くらい子供がいます)


パイナップルは一個20円、バナナ1本20円、オレンジ1個5〜10円。
たぶん2年間で一生分のパイナップル食べると思う


さて、今日はウィダで最後の日曜日。
次の水曜日にはフランス語の研修が終わり、コトヌーへ戻ります。
お世話になった学校の教室も、レストランも、ホテルも、お店の人たちも、もう少しでお別れです。
みんなにちゃんと感謝の気持ちを伝えるようにしよう。

コトヌーにはフォン語(現地語)の研修やJICAベナン事務所設立5周年式典などで2週間ほど滞在し、その後いよいよ任地のジュグーへ配属です。
一日一日を大切に、下準備をしっかりとしていきたいと思います。








| tokuboshi | - | 18:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ウィダの子供たち
子供たちも私たちヨボ(白人)に慣れてきたようで、よくなついてきてくれます。
休み時間になると私たちとおしゃべりをしに教室に来たり、こちらが授業中であっても教室の外から覗き込み、話しかけたり答えを教えてくれたりします。
こないだは授業中に外から「Toku、カエルの歌(こないだ教えた)歌って!!」と叫ばれました。
さすがに無茶振りです。笑

子供たちの最近の流行はヨボに手紙を送ることらしいです。
私も何通か戴きました。
自分よりもはるかに上手なフランス語で書かれているわけですが(^^;)、だいたい二種類に分かれます。
ひとつは、ベナンの紹介や、日本のことを教えてくださいといった、いわゆる文通のような一般的な内容。
これはすごくかわいいです。
中にはベナンの独立の経緯や当時の主導者の名前、スローガンなどを詳しく紹介したものもあって、これホントに小学生か!?と疑うほどです。
そしてもうひとつのタイプは、「ペンと紙がほしいです」「ボールをください」といった、いかにもサンタクロースへ宛てたような手紙。
これは返信に困ってしまいます。
もちろんあげるわけにはいかないのですが、子供たちを傷つけずにやんわりと断る術がないものか…。
それにしても、ほしいものはやはりニンテンドーDSやパソコンなどではなく紙やペンなんですね。
中には「あなたの財布をくれ」と書かれた手紙をもらった隊員もいるようですが。笑

そんな子供たちと、一度だけ授業で交流する時間がありました。
お互いに質問をしあったり、歌を教えあったりしました。
子供たちから出た質問は、「日本では何を食べていますか」「スポーツは何が好きですか」「日本の大統領の名前は何ですか」など。
そもそも日本という国の存在自体を知らない子が多かったみたいです。
こちらから、「将来なりたい職業は?」と尋ねてみました。
帰ってきた答えは先生、憲兵さん、研究者など。「お嫁さんになりたい」などは無かったです。

今回はそんな子供たちの写真を何枚か。


日本の国旗を調べてきてくれました。



こんな小さな子もいます。



サッカーの最中、テーピングを手伝う少年。


雨の中、急いで下校


日本人にも慣れて来たのか、積極的に話しに来てくれます


カメラを向けるとポーズをとる少年


縄跳びにも興味津々


基本的にテンション高すぎる



電子辞書にもかなり興味を持ってます



意外と写真撮るのもうまい


ロベルト発見


PCの電池がなくなってきたのでこのへんで!
ではではー
| tokuboshi | - | 00:58 | comments(7) | trackbacks(0) | pookmark |
ウィダでの研修生活
ウィダに来て10日が経ちました。
ベナンに到着してからまだ2週間。とは思えないくらい、とっっっても濃い日々を送っています。

こちらでの生活は、日本と違う点がもちろんたくさんあります。
ぱっと浮かぶこととして、まず蚊帳の中で寝るということ。
蚊に刺されるとマラリアになってしまう可能性があるので、毎晩虫よけスプレーをしてから寝ます。
シャワーは水です。お湯は出ません。でもこれがなかなか気持ちいいです。
レストランで料理が出てくるまでに30分はかかります。長いと1時間くらい。
でも待っている間は友人と会話ができるいい時間です。
お店にお釣りとしての小銭が無いことが多いです。
たとえば700フランの食事をして1000フラン札を出すと、受け取った後で「今お釣りないから後で取りに来て」と言われます。
たまに500フランのコインを出して「後で200フラン持ってくよ!」と言ってもOKな時もあります。
とてもゆるいです。
あと、よく停電があります。
突然部屋の電気が消え、扇風機が止まり、夜は真っ暗になります。
だんだん慣れてきましたが、シャワー浴びてる時に停電になると若干焦ります。
全裸で懐中電灯(常に手元に置いとけって話ですが)とタオルとパンツを探します。

ここでウィダの写真をいくつか。

まずは研修で使っている学校のトイレ。
クラスごとに分かれています。



中に入るとこんな感じ。



もちろん水洗式ではなく、この穴の下にあるものがいつどのようにどこへ行くのかはわかりません。笑

町の郵便局。昼休み(12時〜14時30分)と土日は休みです。


切手を買って、カウンター下の右側にある穴に郵便物を入れます。

日本までは140円。1週間くらいかかるとのことですが、意外と安い。


マルシェ(市場)では様々なものが売られています。



ベナンの青空もなかなか良いです。


ベナンはブードゥー教の発祥地であり、その中でもウィダは聖地と言われています。
道のいたるところに神様(?)の像があります。








通りすがりの村人と日本人


野生のサボテン



ベナンはまた、かつて奴隷貿易の要衝でもありました。
ここウィダの奴隷市場で売買され、売られた奴隷は海岸までの約4kmの道のりを重い鎖をつけながら歩かされます。
そして、このウィダから船に乗せられ、ヨーロッパなどへ送られていきました。

先日、その海岸にも行ってみました。
曇ってはいましたが、はるか遠くまで見渡せる広大な海はとてもきれいな色をしていました。
しかし波はとても荒々しく、海岸の静けさとあいまってどこか悲しげでした。


帰らずの門。
奴隷は、この門をくぐったら2度と母国には戻っては来られないという意味で名付けられました。


門に刻まれていた彫刻




まだまだたくさん紹介したいことがありますが、続きはまた後日☆
最後にホテルの近くで見た美しい夕焼けをお届けします。
それではまた!




| tokuboshi | - | 20:54 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
初ネットカフェ@ベナン
お久しぶりです。
今はウィダという町で現地語学研修を受けています。
こちらはコトヌーとは異なり、お店もレストランもとても少ないです。

今日はウィダに来て初めての週末。
土曜日の午後と日曜日は授業がないので、2km程歩いてネットカフェに来てみました。
ネットカフェと言っても、日本のように飲み物があったり冷房が効いてたりするわけではなく、
土壁の小屋(?)に旧型のPCが10台ほど置いてあります。
自分のPCを持ち込んでケーブルだけ借りてネットに繋ぐことも可能で、私も日本語を入力するためにそうしてみました。
接続速度が意外と早くてびっくり。

さて、ここでの語学研修は、小学校の教室を一部借りて行います。
もちろん平日は生徒たちも学校に来ているので、突然のヨボ(ベナンの現地語で白人のこと。ベナン人にとっては中国人もフランス人もアメリカ人も日本人も、黒くない人はヨボで括ることが多いです)の出現にはじめはおっかなびっくり躊躇いつつも慣れてきたらもうテンションあがりまくり。
休み時間はたくさんの子供たちが寄ってきます。
自分も調子に乗って追っかけっこなどしましたが、炎天下の中すぐバテました。
子供たちのエネルギーにはついていけません。


Il y a beaucoup d'enfants.(たくさんの子供達)

子供たちによく'Donnez moi quelque chose.'(何かちょうだい)と言われます。
こんな時、何と答えていいのか未だ戸惑います。
きっと彼らには深い意図はないのでしょう。
軽い挨拶代わりというか、ヨボを見たらこういう習慣があるのかもしれません。
戦後、日本の子供が米兵にギブミーアチョコレート!と叫んでいたのと同じようなものでしょうか。
いずれにせよ、もちろん一人に対して何かをあげるわけにはいかないのでだめだよーと言っていますが、
かれらは僕らのことをどう思っているのでしょう。そして彼らの親たちは、ヨボに対してどんな印象を持っているのでしょう。
気になるところです。

といっても仲が悪いわけではもちろんなく、露店(コンビニやスーパーなどはもちろんない)のおばちゃん達や道ゆくベナン人はみんな気さくでいい人です。
パイナップルを求めてうろうろしていたら親切に教えてくれるし、赤ちゃんを抱っこさせてくれたりと抵抗感はないようです。
ちなみにベナンのパイナップルはC'est très bon(まじうみゃい)です。
まるまる一個が100FCFA(日本円で20円)で、そのまんま食べます。

ウィダはコトヌーよりも落ち着いていて(バイクはよく通るけど)、道にはヤギもいます。


ヤギ


ランチで常連になりかけている屋台のおばちゃんの息子。
みにょん。(かわいい)

あと2週間くらいしたらいったんコトヌーに戻り、8月9日にはいよいよ任地ジュグーに配属です。
それまでにフランス語をレベルアップしなければ。
がんばるどーーー!

ではまた!
| tokuboshi | - | 22:54 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< July 2010 >>

bolg index このページの先頭へ