コモンビート、2日間の公演が終わった。
100日間かけて走ってきた109人、みんなでゴールテープを切った。
まるで夢を見ていたみたいだ。
舞台の上、満席のお客さん達に向けて、
全力で、全身を使って、歌い、踊り、精一杯の想いを伝えた。
4つの公演、全てが満足のいくものだった。
出し切った。
本当に気持ちがよかった。
千秋楽、最後の公演。
終盤の「願いを乗せて」の場面。
客席から伝わる、熱いまなざしと温かい空気。
ステージをふと見渡すと、ここまで一緒に走ってきた仲間達の輝く笑顔。
それまで必死でこらえてきたものが、まるで破裂したかのように湧き出し、
涙が止まらなくなってしまった。
舞台の上では役者になりきろうと思っていたのに。
でも、もはや開き直り、心からの感情を込めて、くしゃくしゃになりながら歌った。
あれほどの幸せを感じたことはないかもしれない。
本番までの過程と、2日間、4回の公演。
一生忘れることのない、最高の想い出。みんなで共有できた。
この経験は決して誰でもできるものではない。
すごく、すごくありがたいことだと思う。
そして、ここで出逢った、まさに「かけがえのない仲間たち」。
本当に魅力的なものを持っている人たちばかり。
12期は終われど、一生付き合っていきたい。
本気で、そう思う。
打ち上げ会場で、演出のもっちゃんが言った。
公演は終わったけれど、これから社会に出て、たとえば仕事を中途半端にやっていたのでは、何のためにコモンビートをやっていたのかわからない。
もっちゃんは、本番までの日々も、絶対に無遅刻無欠勤、月々の売り上げ目標はクリアするということを心に決めて、実践してきたんだという。
これから退職までのおよそ半年間。
気持ちの持ち様で、辛い日々を送るか、良い乗り越え方ができるか、変わってくる。
責任を持ち、自分に対しても誇れるように、しっかりとやっていこう。
コモンビートにも、そこで出逢ったみんなにも、恥じぬことのないように。
公演を観に来てくれたみんな、本当にありがとう。
素敵な花束や手紙、電報、プレゼント。嬉しかったです。
12期のみんな、本当にありがとう。
それぞれが刺激しあって高めあい、目標に向かってきた100日間。
自分自身も、良い方向に変わることができました。
コモンビートが始まって間もない頃に書いた、100日後の自分への手紙。
「昔のように、元気を取り戻せていますか。大学生の頃のように、『とくちゃんがいると空気が明るくなる』と
言ってもらえるような、周りに元気を与えられる存在でいられていますか。』
当時は、毎日会社に行くのも辛く、元気がなかった。自分自身でもそう感じていて、このままではだめだとも考え、
思い切ってコモンビートに参加した。
この手紙を開いたのは、初日の公演当日、本番前の時間。
100日間を経て、気付いたら、自分は昔のように元気になれていた。
やっぱりこれが自分の生き生きとしていられる状態なんだ、そう感じた。
変わったというよりは、取り戻せたという方が的確か。
これは紛れもない、12期の仲間たち、みんなのおかげ。
元気をくれる。自分の存在を認めてくれる。
本当に、ありがとう。
赤大陸のみんな、大好きです。
本当にもう、大好きです。
今日も夢にみんなが出てきました。
それぞれが個性的で、本当に魅力的で、馬鹿な大人たち。
いつもそこには笑いがあって、でも馴れ合いともちょっと違う。
誰一人として仲間から外れることなく、みんなでひとつ。
こうなるには、出会ったばかりの始めが肝心。
そこで色々悩み、試行錯誤してくれた大陸リーダーあやみん。
あなたの力は、やはり大きかったと思います。
これからも、みんなで馬鹿やっていこうね。トゥギャザーしよう。
さあ、新しいステージが始まる。
過去は、浸るためだけにあるのではなく、そこから学び、未来に生かしていくもの。
たくさんのものを得てレベルアップした自分として、よりよい社会・よりよい世界を目指し、
できることをやっていこう。
楽しむ気持ちは忘れずに。
っしゃあ!