青年海外協力隊に採用されたら、いま働いている会社は辞めてから行くことになる。
それって、結局今の仕事が辛いから、逃げてるだけじゃないか?
何かしらの理由を付けて、辞めたい気持ちを正当化してるだけなんじゃないのか?
そんなことを自問自答したこともあった。
正直なところ、今の仕事を一生続けたいとは思っていない。
いつかは国際協力の仕事に就きたい、という思いは確かだ。
単に今の仕事が辛くて逃げ出したくて、というよりは、今の仕事をやってみて、より一層、国際協力への思いが強まったのかもしれない。
もちろんどんな仕事に就いたって辛いことはあるだろう。
ただ、途上国の人達、特に子供達のために少しでも助けになれるのなら、どんなに大変なことでもぶつかっていける気がする。
残業も、休日出勤も、上司に厳しくされたって、なんでもやろうって思える気がする。
仕事を獲るため、予算を達成するため、昇進するため、昇給するため…そんなことを目指して一生を捧げたくはない。
さて、今の仕事で
目指せるものって何だろう。
長く働いている人達は、何を目指しているんだろう。
もちろん、この会社で長い年月ひたすら働いてる人達を否定するつもりは全くない。
仕事を獲るためにひたすら努力するのだってひとつの立派な生き方たし、そういう人達がいるおかげで、今の日本は成り立っている。
価値観の違いといってしまえばそれまでだけど、やっぱり俺、サラリーマンには向いてないのかな笑
いずれにせよ、国際協力のフィールドで生きたいという思いは、時を経る毎にますます強くなっている。
始まりは大学3年生の、就職活動に向かい始めた頃から。
もともと国連職員にも漠然とした興味があって、大学のサークルなどで異文化交流の活動などもしながら、世界について興味を持ちはじめた。
そこから、途上国の現状をちょっとずつ知ることになり、就職活動ではJICAを第一志望で受けた。
結局、JICAには採用されず、第二志望の旅行会社に就職した。
もちろん興味の無い分野ではなかったし、やる気に満ち溢れてはいたけれど、今思うと、入社前のあの頃から、「ずっとこの仕事を続ける」と考えてはいなかった。
もうちょっと続けるイメージではあったけど笑
とにかく、せっかく一次も通過できたんだから、絶対に決めてやる。